Bumpmap map modifier
Bumpmap map modifier は、他のマテリアルに対してバンプマッピングを付加します。
バンプマッピングは、レンダリングの際に表面のディテールを手軽に付加するための簡単な技術です。
これは、テクスチャから定義された変位高さフィールドに基づいたシェーディング座標系の撹乱によって行われます。
この方法では、入力ジオメトリを変更することなく、オブジェクトに対して、シワやキズと言った非常にリアルで詳細な外観を与えることができます。
Mitsuba での実装現は、通常では影響のないベースメッシュ面法線のテクスチャスペース派生物を無視する一般的なアプローチを使用します。
この方法の副作用として、高さフィールドテクスチャの一定オフセットでは変化がなく、輝度の変化だけがシェーディングフレームへの変化を引き起こします。
高さフィールドの変化の大きさが変位の強さに影響します。
Parameter
Bumpmap Material
バンプマッピングを付加するマテリアルを選択します。
- タイプ : BSDF
- 初期値 : なし
※ここで選択できるマテリアルは、同一マテリアル内に別スロットとして設定されている必要があります。
あらかじめ、上部のマテリアルリストに [+] でスロットを追加し、新規に作成するか既存のマテリアルを選択しておきます。
Bumpmap Texture
バンプマップに使用するテクスチャを、Texture タブで設定したテクスチャから選択します。
- タイプ : テクスチャ
- 初期値 : なし
※必ず、マテリアルを適用するオブジェクトに対して UV マッピングを行ってください。
Strength
バンプマップテクスチャの強度 (0.001 - 100.00) を設定します。
- タイプ : 浮動小数点数
- 初期値 : 1.00
Strength: | 0.001 | 0.01 | 0.1 | 1.0 |
T:Checkerboard | 25m19.41s | 23m22.52s | 24m08.47s | 24m07.64s |
T:Wave | 22m03.73s | 24m19.62s | 18m31.74s | 12m35.35s |
T:ColorGrid | 23m17.36s | 21m46.18s | 22m07.05s | 16m10.51s |
Bumpmap Material : Conductor IOR 0.37, AC 2.82 Ext 1.00, SRC Hex:FFFFFF, NoneBeckmann 0.2
※Checkerboard の様に、2 色で境界がハッキリと分かれたテクスチャの場合、高さフィールドに変化が起こらず、バンプも表現されません。
- 最終更新:2014-06-30 14:30:50