Photon Mapper (photonmapper)
このインテグレーターは、2 パス フォトン マッピング アルゴリズムを実装しています。3 つの異なるクラス (拡散、コースティクス、ボリューメトリック) に照明を分割し、各クラスごとに個別のフォトン マップを構築します。
これに続き、パスをトレースしている標準再帰レイが、先のフォトン マップを使用して、カーネル密度推定の実行を開始します。フォトン マップが直接可視化されているため、非常に多くのフォトンが使用されていない限り、結果には「しみ」が表示されます。
簡単にこれらの乱れを除去するためには、ファイナル ギャザリングを実行し、放射照度キャッシュとフォトン マッパーを組み合わせます。キャッシングの性質上、レンダリング処理が高速にもなります。
通常のフォトン マッピング | 全オプション最大値 | Irradiance Cache を併用 |
01h25m50.59s |
531h14m29.19s |
00h40m45.49s |
シーンにパーティシペイト メディアが含まれている場合、ビーム ラディアンス エスティメイト (the Beam Radiance Estimate) は、ボリューメトリック散乱による照明の推定に使用されます。
推奨サンプルジェネレーター
- 特になし
注意
- 現在、均質なパーティシペイト メディアのみ、サポートされています。
Parameter
Max. path depth
生成される出力イメージの最長パス深さ (-1 - 100) を設定します。
詳細については、Integrators の 「パス深度 - Path depth」を参照してください。
- タイプ : 整数
- 初期値 : 24
Russian roulette starting depth
ロシアン ルーレット方式によるパスの終了判定基準の使用を開始する最小パス深さ (0 - 100) を設定します。
- タイプ : 整数
- 初期値 : 10
Direct Samples
直接照明成分のために使用されるサンプル数 (-1 - 512) を設定します。
- タイプ : 整数
- 初期値 : 16
Glossy samples
光沢のあるマテリアルの間接照明成分のために使用されるサンプル数 (2 - 100) を設定します。
- タイプ : 整数
- 初期値 : 32
Global photons
グローバル フォトン マップのために収集することができるフォトンの数 (0 - 10000000) を設定します。
- タイプ : 整数
- 初期値 : 250000
10 | 100 | 1000 | 10000 | 100000 | 1000000 | 1000000 |
02m15.72s |
02m16.40 |
02m19.54s |
02m36.73s |
04m36.34s |
06m05.90s |
07m16.95s |
Caustic photons
コースティクス フォトン マップのために収集することができるフォトンの数 (0 - 10000000) を設定します。
- タイプ : 整数
- 初期値 : 250000
10 | 100 | 1000 | 10000 | 100000 | 1000000 | 1000000 |
02m15.32s |
02m16.32s |
02m16.42s |
02m20.24s |
02m31.32s |
03m16.86s |
06m38.81s |
Volume photons
ボリューメトリック フォトン マップのために収集することができるフォトンの数 (0 - 10000000) を設定します。
- タイプ : 整数
- 初期値 : 250000
10 | 100 | 1000 | 10000 | 100000 | 1000000 | 1000000 |
02m13.99s |
02m14.17s |
02m14.38s |
02m13.71s |
02m13.92s |
02m14.42s |
02m14.20s |
Lookup radius (global)
グローバル フォトン マップ内のフォトンのルックアップ最大半径 (0.0001 - 10.0) を設定します。
- タイプ : 浮動小数点数
- 初期値 : 0.05
0.0001 | 0.001 | 0.01 | < 0.05 > | 0.1 | 1.0 | 10.0 |
02m51.05s |
02m49.97s |
03m07.88s |
05m57.07s |
06m21.06s |
06m54.10s |
06m55.39s |
Lookup radius (caustic)
コースティック フォトン マップ内のフォトンのルックアップ最大半径 (0.0001 - 10.0) を設定します。
- タイプ : 浮動小数点数
- 初期値 : 0.01
0.0001 | 0.001 | < 0.01 > | 0.05 | 0.1 | 1.0 | 10.0 |
05m36.93s |
05m37.28s |
05m56.93s |
07m47.33s |
08m46.29s |
09m38.46s |
09m39.58s |
Caustic photon map lookup size
フォトン マップ クエリで取り出す必要のあるフォトンの数 (0 - 1000) を設定します。
- タイプ : 整数
- 初期値 : 120
Work unit granularity
並列化のためのフォトンのトレース作業単位の細分性 (0 - 1000) を設定します。
- タイプ : 整数
- 初期値 : 0
Hide Emitters
有効にすることで、直接見えるエミッターを非表示にします。
詳細については、Integrators の 「直接見える発光体を隠す - Hiding directly visible emitters」を参照してください。
- タイプ : ブーリンアン
- 初期値 : オフ
- 最終更新:2014-08-05 11:29:51